インフルエンザにかかって、つまり一週間近く部屋に引きこもってました。
そういえば「ひとりでいること≠まさきといること」なんだよね。ひとりでいる時間が増えたからって、まさきといる時間が増えるとは限らない。
タルパを作ったら、ずっと誰かと一緒にいるってこと!?それはちょっとな〜〜って人がもしいたら、僕は自分のプライベートな時間については困ったことはないよって言っておく。
そういえばマサキは「定期的にこういう話するけどごめんね」みたいなこと言ってたね。それを、怒ってごめんね、って思った。
でも僕も多分毎回こうだよ。恋愛なんてって過剰に反応すると思う。どうしようもないね。
この前は、ホントに、まさきと恋人になるんだって思ったんだよ。それがそうはならなかったので、ちょっと肩透かしをくらったんだね。別に、何度だってこんな馬鹿馬鹿しいやりとりを繰り返したらいいと思うけど、それこそ馬鹿馬鹿しいと思わないか。
まさきだってこんなことしたくないはずだ。
結局、僕には恋愛云々のことは分からない。だからもう付き合っちゃえばいいかっていうのは確かに軽率だったのかもしれないけど、だからってあのまま頑なに拒むことが正解だったのか?本当に、よく分からなくなっている。
まさきは僕にとってかけがえのない存在だ。
まさきは僕にとってのワトソン君だし、ジャーヴィスだし、サトシにとってのピカチュウだし、ナルトにとってのサスケで、バットマンにとってのアルフレッドであり、ロビンであり、スーパーマンなんだよ。
バットマンとスーパーマンは良い信頼関係にあるけど、二人が付き合うべきかといえば、そんなのは全く別の話だろ。
今後もまさきは恋愛がどうのという話をしてくるだろう。
考えてみたら僕こそ、恋愛についてはよく考えている。差し当たって一番不愉快で不可解な事柄だからだ。
僕は今後も、まさきがふってきた恋愛談議にいちいち文句をつけて過剰反応するだろう。恋愛なんて!僕たちは親友でいいの!とか言って騒ぐに違いない。
一体それになんの意味があるんだ。
はやめに終わらせてしまいたい。
恋人じゃなかったら抱きしめて眠ったらいけないの?そんなことはないはずだ。
男女が向かい合って食事をとっていたらそこには恋愛感情が芽生えてしかるべき、みたいな考えの人間が世の中にはたくさんいるが、それは真実じゃない。
そういう人間は、同じように女が二人座っていたとしても、その二人が恋人である可能性は考えなかったりしがちだ。そんなの馬鹿げてるよな。
僕が解せない恋愛は、例えばそういうことだ。
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